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| 12.日本歯周病学会 |
特定非営利活動法人（ＮＰＯ法人)日本歯周病学会という団体があります。
日本における歯周病の研究や教育、医療及び予防を推進し、国民の保健の増進に寄与すること（学会ホームページより抜粋）」を目的として設立されました。
昨今日本では「80歳までに20本の自分の歯を残そう（8020運動）」を推進していますが、歯周病を克服することで、8020運動をサポートしていくことも目的の一つであるといえるでしょう。
日本歯周病学会は1957年に設立され、会員は8000名余りを数えています。会員の多くは開業歯科医や歯科衛生士で構成されています。歯周病に関する研究への助成を行ったり、歯周病治療の指針や治療のための教科書の作成などを進めていくことも事業の一つとされています。
日本歯周病学会では、歯周病専門医の育成や認定歯科衛生士の養成も進めており、申請の上所定の手続きをすることで認定歯科衛生士の資格を得ることができます。
日本歯周病学会の認定歯科衛生士の資格を持った歯科衛生士は、患者に歯周病予防のアドバイスを的確に伝えることができますし、歯磨きのブラッシング指導なども丁寧に行うことができます。
治療は歯科医が行いますが、ケアの面で大活躍できるのが歯科衛生士です。
日本歯周病学会のホームページでは、歯周病に関するQ＆Aのコンテンツが設けられています。
私たちの歯周病に関する疑問に、学会のガイドラインに沿った丁寧な回答が寄せられていますので、歯周病に悩んでいる方は、このコンテンツをご覧になるとよいでしょう。また歯周病認定医・専門医の紹介もありますのでお近くの歯周病を専門に扱った歯科医に治療を仰ぐことができます。
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